阪神高速道路会社(大阪市北区、吉田光市社長)は、阪神高速14号松原線「喜連瓜破(きれうりわり)橋大規模更新事業」で、既設のPC張出し桁を撤去する際、全てを移動作業車による空中作業で行う。全体で3年間に及ぶ工事でも、既設桁の撤去は最も長い時間を要するため、高架下の一般街路の通行を妨げないようにする工夫。関係者は、世界初の工法として注目している。
この工法は、大規模な道路橋を桁下の施工条件によることなく、桁下の空間を供用しながら撤去するのが特徴だ。
まず、
(記事の続きは「橋梁通信」2022年9月15日号でご覧ください)
P1本線上で架設が進む仮設桁