橋本五郎氏「公共事業には生活を変える力がある」
橋本 小泉内閣の時に公共事業に対する悪の意識が非常にあって、特に道路は強い批判が決定的になった。しかし、橋にしろ道路にしろ、そこに住む人にとってだけでなく、いかに大切かというのは、もっともっと言われていいと思います。
橋本 例えば私の田舎のある、3段飛びで渡れそう小さな橋に親しみを感じるなあ。毎日渡るところですからね。
橋本 山本周五郎の「ながい坂」という小説で、三浦主水正という主人公が8歳の時、いつも釣りに行ったりする時に渡っていた橋が、ある日、取り壊されてしまった。それはなぜか。
(続きは「橋梁通信」2018年4月1日号でご覧ください)
橋本五郎氏
読売新聞の政治部記者、政治部長、論説委員などを経て、現在は特別編集委員。日本テレビ系列の番組で、ソフトな語り口でしかし核心を突くニュース解説で好評を博している。アイドルグループSMAPの解散に際して、テレビで「忠ならんと欲すれば孝ならず。これだけの国民的なグループが、育ててくれた人を大事にしようとすると、事務所と対立しなければならない。この状況に対して、事務所はどう考えているのか。SMAPは財産。事務所の1雇い人ではない」という趣旨を述べ、「素敵なコメント」と話題になった。秋田県三種町出身。今も故郷を大切にし、交流を続けている。